大津地判令和7年1月17日・認容額5041万4743円(一部認容)・慢性硬膜下血腫の診断の遅れにより脳梗塞となり高次脳機能障害
頭痛を訴え、病院を2度にわたり救急受診した者が、2度目の受診後に帰宅した翌日、意識障害を起こし慢性硬膜下血腫と診断され、緊急手術を受けたものの、高度意識障害等の後遺障害が残った場合において、当該病院の医師に、上記2度目の受診時に、二次性頭痛を疑うべきであり、鑑別のために有用かつ…
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東京高裁判決平成30年3月28日 脳ヘルニア見落とし
脳ヘルニアにより頭痛や吐き気等の症状を訴えて救急搬送された少年が、診察した医師の指示により帰宅した後死亡した事案について、診察を担当した医師には、頭蓋内圧亢進症を疑って必要な検査を行うべき医療上の注意義務、少年に対して帰宅を指示せずに病院内で経過観察を行うべき医療上の注意義務が…
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