解決タイムライン

アナフィラキシーショックの事案で約500万円の訴訟上の和解

薬剤注射後にアナフィラキシーショックであると早期に認識してアドレナリン投与を行わなかったことを問題にしていた裁判について、約500万円で訴訟上の和解をいたしました。
医師の意見書を提出して主張した結果、裁判所としては過失があるとの判断を示しましたが、因果関係については、相当程度の可能性の限度で認められるとのことであり、やや抑えられた金額の和解となりました。
因果関係についても争う余地はいまだありましたが、長期化を望まず金額の問題ではないという依頼者の方の意向もあり、和解に至りました。

アナフィラキシーショックについては、愛西市でもコロナワクチン接種後に死亡した案件で問題となりました。
https://www.city.aisai.lg.jp/cmsfiles/contents/0000014/14866/houkokusho.pdf

薬剤注射後のアナフィラキシーショックについては、典型的な皮膚症状を呈することなく、急激にショックに陥る事例もあるため、医療事故調査・支援センターが、医療事故の再発防止に向けた提言を出しています。ショック状態に陥った際に早期にアドレナリン投与を行うことが重要とされています。
https://www.medsafe.or.jp/teigen/teigen-03.pdf

さらに、その後も同様の事例が生じているとして警鐘が出されています。
https://www.jspnm.jp/uploads/files/memberinfo/keisho202503.pdf

今後、より啓発及び各医療機関における研修等がなされることにより、薬剤の注射という医療行為により人が死亡する事態が防止されることを期待します。

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