術後の適切な処置をせず左腕切除・1500万円で和解
4年前、大洲市立大洲病院で手術を受けた当時70代の男性が、術後の適切な処置が行われず左腕を切除する結果となったとして、市に損害賠償を求めていた訴訟で、病院側が術後対応の医療ミスを認め、男性に約1500万円を支払う内容で和解が成立したとのニュースがありました。
男性は人工透析に必要な血管拡張手術後に左指の一部が壊死し、転院先で左腕を切除していたとのことです。
https://www3.nhk.or.jp/matsuyama-news/20250704/8000022062.html
人工透析をしている患者さんはシャントという動脈と静脈を繋ぐものを造設します。
透析を行うためには重要なものですが、狭窄することがあり、その場合には血管拡張術(PTA)を行うことによって対応します。
上記の症例でもそのPTAが行われたのですが、何らかの原因で血管が狭窄などしたのでしょう。それに気がついて対応すれば良かったのですが、そのまま何の対応もしなかったため血流不全で左指が壊死し、感染などが拡大し、切除にまで至ったものと思われます。
果たして1500万円が妥当な金額がはわかりませんが、過失を認めて賠償をしたことについては適切な対応と思われます。