大阪地裁判決平成27年2月24日 ERCP検査後に急性膵炎を発症し死亡
被告病院において胆嚢癌の左右胆管合流部への浸潤による閉塞性黄疸に対する内視鏡的逆行性膵胆管造影検査(ERCP検査)を受けた患者が検査後にERCP後膵炎を発症し、同検査から26日後に死亡した事案について、急性膵炎に対する初期輸液量の不足、急性膵炎の重症度診断の遅れ、ボルタレン(鎮…
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宮崎地裁判決平成27年12月18日 壊死性筋膜炎に対する検査義務違反
亡Bが右下肢に異変が生じたため被告法人の開設、経営する病院において本件医師の診療を受けたが、その2日後に死亡したことにつき、亡Bの夫である原告X1及び同子である原告X3ないし原告X5らが,同病院の本件医師には的確な検査をすべき義務があったにもかかわらずこれを怠った注意義務違反が…
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大津地裁判決平成31年4月23日 トイレ介助時の転倒事故
被告の運営する介護付有料老人ホームに入居していたB(以下「B」という。)が排せつ中にトイレの便座から転倒した事故(以下「本件事故」という。)につき,被告の介護職員(以下「被告職員」という。)において,本来のトイレの用法に従わない不適切な座り方によるトイレ介助をしながらBを放置し…
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千葉地裁判決平成28年3月25日 術後縫合不全による敗血症
医療法人である被告Y1法人の開設する本件病院において被告Y2及び被告Y3による内痔核根治術を受けた亡Hが、手術の4日後に縫合不全を原因とする敗血症によって死亡したのは、手術時の手技上の過失及び術後管理上の過失によるものであるとして、亡Hの遺族である原告らが損害賠償を求めたのに対…
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