東京地判令和2年1月30日 認容額1億2379万4296円 産科危機的出血による母体死亡
被告クリニックで帝王切開により出産した原告Bの母親である亡Dが、術後の異常出血により死亡した事案。 原告A(夫)と原告B(娘)は、担当医師であった被告Eの対応に過失があったとして、クリニックと医師に対して損害賠償を求めた。裁判所は、遅くとも平成27年1⽉9⽇午後11時40…
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名古屋地裁平成26年9月5日判決 認容額1億3675万2803円
被告市の開設する被告病院において重症新生児仮死の状態で出生した原告X1に脳性麻痺等の後遺症が残ったことにつき、原告X1及びその両親である原告X2らが、被告市に対し、診療契約上の債務不履行に基づき、損害賠償を請求した事案において、被告病院の担当医師による陣痛促進剤の投与に関し、注…
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高知地裁平成28年12月9日判決 認容額約1億8181万円 重症新生児仮死
被告が運営する病院(以下「被告病院」という。)で重症新生児仮死の状態で出生し,重度の後遺障害を負った原告X1並びにその両親である原告X2及び原告X3が,被告病院の医師及び助産師には後記2(1)及び(2)の過失があるなどと主張して,被告に対し,民法715条1項に基づき,損害賠償金…
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松江地裁判決令和3年12月13日 認容額5660万円 重度新生児仮死
被告の設置するa病院(以下「本件病院」という。)において重度新生児仮死の状態で出生し,低酸素脳症等を原因とする脳性麻痺の後遺障害が残ったB(以下「亡B」という。)の遺族(父母)である原告らが,被告に対し,帝王切開の実施が遅れたこと等について亡Bないし原告らと被告の間の診療契約上…
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東京高裁判決平成28年5月26日 常位胎盤早期剥離を発症し,その後に産科DICを発症して死亡した事案
分娩のためにa病院を受診し,同病院での治療中に死亡したBの相続人である控訴人ら(X1,X2)が,上記Bの死は,被控訴人病院の担当医師の治療行為上の過失に基づくものである旨を主張し,被控訴人病院を運営する被控訴人静岡県Y1組合連合会に対しては診療契約上の債務不履行又は不法行為(使…
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東京地裁判決令和2年1月30日 分娩後の異常出血・産科危機的出血
30代の妊婦Dが被告Cの運営する被告クリニックにおいて,長女Bを出産したものの,その後死亡した事案。 裁判所は,クリニックの担当医師Eには分娩後の異常出血ないし産科危機的出血の状態に陥っていた妊婦に対する対応を誤った過失があり,これにより妊婦が死亡したとして,妊婦の夫A及び長…
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